飲食サービスマンの頭の中

ゲストとスタッフの満足度を高めるために日々模索中

マニュアルをデジタル化する。

いろんな地域のいろんな場所で接客サービスを行ってきましたが、必ず問題というか

議題に上がるのが「サービスマニュアル」そして「研修」。

赴任した場所の数だけマニュアルを作ったんじゃないかと思うくらいマニュアルを

作ってきたように思います。

 

以前、大手スーパーの友人とマニュアルや研修についての話になった時に、

その会社ではほとんどのサービスマニュアルと研修内容をデジタル化しているという話

を聞くことが出来ました。

私がまだまだデジタル化が進んでいなかった時代の人間である事も関係あるかも

しれませんが、結構飲食サービスの現場では「マニュアルや研修が大事!」と言われる

割には、そういったデジタル化などの工夫が少ないように思います。

 

今の時代、だれでも動画が撮れるし、クラウドを使えば、誰でも何時でも情報に

アクセスが出来る時代。

「接客サービス」という文章化が難しいもの程、動きで見せる事は大事ですし、

所属している人達のレベルに合わせてマニュアルの内容も変えていく必要もあります。

また、サービスオペレーションもどんどん変化していくので、従業員やアルバイトが

どんな状況でもすぐにマニュアルにアクセス出来る環境を作るのは、サービス力を

向上させるには欠かせないのではないかなと思います。

 

だからと言って「マニュアルは動画で見といてね」で済ませてしまうと本末転倒。

最終的には何事もバランスが大事という話になってしまいますが、これだけ

便利なものがあるのならば、それを有効利用はしていかないといけないなと

友人の話を聞いていて考えていました。

 

一番大変なのは、どんな形であろうと、「マニュアルを作る」事自体が大変な事には

変わりないのですが…